ポルシェ964 メンテナンス
2014-06-02
今回はポルシェ964、空冷エンジンのオイル滲みを修理させて頂きました。
オーナーの皆様が空冷エンジンのオイル滲みには悩まされているところだと思います。
放置しておくとエキゾースト関係にオイルが垂れ煙やオイルの焼ける臭いが
室内にまで入ってきます。
今回の症状は比較的、軽症でエンジンは完全には下しきらず作業させて頂きました。
まずは定番のタペットカバーパッキン!
エンジン上部奥にあるオイルプレッシャーセンサーからも滲み有り!
パワステベルトを駆動しているプーリーのオイルシールも交換していきます。
エンジンを半脱着して少し下げ作業しやすくしています。
タイミングチェーンのカバーパッキン、チェーンテンショナーガスケット等も交換。
漏れ箇所を上部から順に清掃、部品交換していきます。
☆上の写真が今回交換させて頂いた部品たちです。ガスケット、Oリング類がメインで
このエンジンでは定番セットでしょうか?
ここまでは比較的、費用も安く抑えられますがこれ以上となるとエンジンを完全におろして
大がかりな作業が必要となってきます。
ディーラーさんで相談するとオイル漏れを修理するのに約100万円と言われたという
お話をユーザー様から良くお聞きしますが出来るだけユーザー様に喜んで頂ける修理プランを
ご提案させて頂きたいと思いますので是非一度ご相談下さい。
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